お子さまを虫歯から守るために知ってほしいこと

虫歯は初期段階ではほとんど痛みが出ないので、お子さまが歯に痛みを感じていたら症状がかなり進行してしまっている可能性があります。そのまま放置すると、抜歯が必要になる場合もあるので注意が必要です。日頃から親御さまの口腔内のチェックや歯科医院での定期検診で、虫歯予防に努めましょう。こちらでは、世田谷区砧・成城の小児歯科専門医院「歯列育成クリニック」が、親御さまに知ってほしい子どもの虫歯についてご説明します。

虫歯の原因

虫歯の原因

原因①糖分

虫歯菌の栄養分になるのが、食べかすの中に含まれる糖分です。アメなどの糖分の多い食べ物を摂取し続けることで、虫歯のリスクが増加します。

原因②虫歯菌(ミュータンス菌など)

食後のブラッシングを怠ると、歯にプラークが付着します。そのプラークの塊がミュータンス菌などの虫歯菌の棲みかとなり、歯を溶かす酸を出します。その酸によってエナメル質が溶かされることで歯に穴が空き、虫歯となるのです。

原因③歯質

歯質が弱いと虫歯菌が出す酸に溶かされやすくなり、虫歯のリスクも増加します。

乳歯は虫歯になりやすい

乳歯は虫歯になりやすい

乳歯は、やわらかくエナメル質が薄いため永久歯に比べて虫歯になるリスクが高くなります。乳歯は生え替わるからという理由で治療しないでいると、永久歯も虫歯になりやすくなり、歯並びにも影響を与えてしまいます。

乳歯の初期虫歯は白い
PICK UP!見落としてしまう乳歯の虫歯
虫歯になった部分は、黒や茶色に変色するといイメージを持っている方も多くいらっしゃると思います。しかし、乳歯の虫歯は白くなることが多いため、虫歯と気づかずにそのまま放置してしまう場合があります。乳歯の虫歯は歯質が永久歯に比べ弱いので、進行も早いので気がついた時には虫歯菌に侵されていることも多くあります。日頃から、定期検診や親御さまの仕上げみがきで口腔内のケアを心がけましょう。

初期の虫歯は、削らずに治せます

初期段階の虫歯は、定期検診やブラッシングケア、フッ素塗布などで歯を削らずに治療することができます。日頃からお子さまの口腔内の状態をチェックし、奥歯に黒ずみがないか、フロス(糸ようじ)が引っ掛かりやすくなっていないか、冷たい物を飲んだ時に痛みを感じていないかなどをお子さまの口腔内環境や体調などに注意を払いましょう。

歯の再石灰化の仕組み
  • 歯の再石灰化の仕組み Before
  • 歯の再石灰化の仕組み After

再石灰化とは、お口の中が酸性になって歯の表面からミネラル分が失われる脱灰(だっかい)と呼ばれる状態(エナメル質が溶け出し白く濁ること)から、酸を中和してリンやカルシウムを再び取り込む作用のことをいいます。糖分の多い食べ物を多く食べたり、間食を続けたりしているとお口の中が酸性になる時間が長くなり、再石灰化を妨げて虫歯のリスクを高めてしまいます。

痛みを軽減した治療方法
PICK UP!ARTテクニックで歯への負担を軽減

患者さまの身体にかかる負担を軽減するためART(Atraumatic Restorative Treatment:非侵襲的修復治療)テクニックを採用しています。機械で虫歯を削るのではなく、スプーン状の器具を使い虫歯部分の歯質を除去するので、歯を削る量を最低限に抑えることができます。健康な歯を削らないので痛みも少なく、ドリルの音や振動が苦手な方にもストレスが少ないので最適です。また、患部の詰め物には、フッ素を徐放する歯質接着性の充填剤を使用するので、虫歯の再発を防ぐ効果があります。

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